写真)浜岡原子力館、開館50周年
提供)中部電力株式会社
- まとめ
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- 「浜岡原子力館」が8月9日で開館50周年を迎える。
- 8月中、家族で楽しめる夏のイベントを開催。
- 縁日や工作企画などがあり、1日満喫できる。
ご来館の際は、必ずホームページにて最新情報をご確認ください。浜岡原子力館|中部電力 (chuden.co.jp)
浜岡原子力館は、浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の敷地内にある中部電力のPR館だ。原子力発電の仕組みや安全性向上対策、エネルギーの現状について学ぶことができる。
特に、実物大の3号機原子炉模型は圧巻だ。原子力発電所のスケールの大きさを目の当たりにできる。また、津波に備えた海抜22mの防波壁模型など、浜岡原子力発電所の安全性向上対策が実感できるのも特徴だ。
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館内には直径18mのドーム状のジャンボスクリーンで臨場感のある映像が鑑賞できる「ユウユウシアター」などもあり、楽しみながら学ぶことができるように工夫されている。また、地球温暖化やエネルギー問題について学べるものなど、常設ゾーンの展示も充実しているので是非見てもらいたい。
中でもスタッフの一押しの場所はシースルーエレベーターで上る展望台。海抜62mから浜岡の大パノラマを360度眺めることができる。このエレベーターは、迫力ある実物大原子炉模型を横目に見ながらてっぺんまで上っていく。展望台の眼下には浜岡原子力発電所の全景はもちろん、遠州灘など周辺の景色や、天気が良い日には富士山の姿も広がって一見の価値あり、だ。
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その浜岡原子力館が開館したのは、現在廃止措置をおこなっている浜岡原子力発電所1号機着工の1971年3月1日から約1年5か月後となる1972年8月9日。以降、原子力発電の仕組みや浜岡原子力発電所の安全性向上の取り組みをはじめ、エネルギーについて楽しく学べるPR施設として運営しており、今年の8月9日に開館50周年を迎えた。
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今年の6月末時点では、累計来館者は延べ1,143万人に達し、周辺地域をはじめ多くの皆さまに長い間親しまれている。
来館者からは、「ゲームで楽しく原子力発電のことを知れました」「とても勉強になりました」など、好評を得ている。
浜岡原子力館スタッフの浅川さんに話を聞いた。
「50年もの間こうして運営してこられたのは、ひとえに地域の皆さまのご支援のおかげと、スタッフ一同感謝の気持ちでいっぱいです。今後も皆さまに原子力発電をはじめとしたエネルギーや環境問題について学んでいただく施設としての活動を進めてまいります」
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そんな浜岡原子力館では、50周年の感謝を込めて、8月1日から31日まで夏のイベントを開催中だ。
工作企画には夏を彩るお絵かき風鈴があり、風鈴部分と舌(風鈴の下の紙)に自由に絵を描くことができる。作った風鈴は浜岡原子力館内の特設コーナーに設置され、音色も涼やかに館内を彩っている。
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さらに、館内周遊企画「夏のクイズラリー」も実施中だ。
浜岡原子力館内と新エネルギーホールを巡りながらクイズに答える企画。全ての問題に答えると景品がもらえる。さまざまな展示を回りながら、ゲーム感覚で浜岡原子力発電所の今を学ベる企画となっている。
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その他にも、「射的」や「スーパーボールすくい」などの夏祭りの縁日には欠かせないアトラクションも。「変わり種自転車」や「サーカスランド」など、体験型企画もある。ぜひホームページをご覧いただきたい。
ちなみに、中部電力公式ホームぺージでは「浜岡原子力発電所 バーチャル見学会」を公開中だ。浜岡原子力発電所の安全性向上対策など発電所の構内を見学ツアーのように動画を視聴しながら学ぶことができる。原子力館の展示と併せて見てみると理解がより深まるだろう。
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50年もの間、地域の人々に愛されている浜岡原子力館、この夏もとても盛り上がりそうだ。まだ行ったことが無い人も行ったことがある人も、この夏休みの間に、ぜひ家族で行ってみてはいかがだろうか。エネルギー問題が大きくクローズアップされている今、親子や友だち同士で話し合うきっかけになるのではないだろうか。
そして浜岡原子力館で楽しんだ後は、御前崎市・牧之原市・掛川市・菊川市の情報を紹介するホームページ「ふれあe+」で見つけたスポットやお店を訪れるのもおすすめだ。朝から晩までまるまる一日、観光や食を楽しむことができるだろう。
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